減欲生活

煩悩の塊のおじさんの雑記

~ せっかちで継続が苦手な三日坊主オヤジの道標 ~

夏草や兵どもが夢の跡

恥ずかしながら、昨日のNHKNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の
第20回「帰ってきた義経」見て、
松尾芭蕉奥州藤原氏の平泉で詠んだ俳句と知った。

当時の源義経や戦の背景と結果に思いを寄せたのだと。
世の中の状況は刻々と変化し、
その中に生きる人もその変化の波にのまれていく。
昨日の勝者も、今日以降はどうなるかわからない。

平家を倒した義経でさえも大きな波にのまれた。

上手くやろうとし、上手く立ち回ったと思っても、
時に大きな波にのまれてしまうとこもある。 
人生塞翁が馬。

トレードも上手くやろう、負けないようにやろうと
四苦八苦考えやっても相場の波にのまれ損失を被る。
手堅くいこうと心がけ祈るようにしても、
必ずしも無事安全に過ごしていけるわけではない。

生きている限りリスクがある。
自分の希望や期待どおりにいかない。
そもそもそれらと世の中や相場の動きは無関係に動く。
ブッダは、それらを持つなと「無の境地」を目指せと。
動物は生きる上で本能があり、それを満たそうとする。
苦しいことから逃れラクに生きたいと希望する。

ブッダは、人生は「苦」だとしている。
どこまでいっても人は満たされない。
満たされないまま逝く。 
宇宙の長い歴史からすればあっと言う間の人生。
まさに、人生は「一瞬」。
朝露のごとし。

自分も還暦手前の年齢となるが実感がない。
あっという間にこの歳になったという想い。
人間としての成長は乏しく寂しく感じるところだ。

「残り」、否、これからの人生はこころ入れ替え、
「自分のこころ」に対しては「まじめ」に向き合い、
それ以外は、ほどほどに向き合うことにする。
これまでの自分を自省し、本質を見極めて生きたい。
目先の利害に翻弄され続ける小利口人間を諦め、
やりたいことに夢中になるバカになりたい。

ひろさちやさんの云う「狂」で趣向を凝らし、
カブキながらとも思うが。
それもまた、面倒くさいし、器でないと思う。

じゃあどうしたらいいのか。

まあ、結局いき過ぎない、中庸で、
テキトーにいくと。 

ただテキトーといっても、
一定の目安があったほうがいい。

最短で成長すること目指す。
最小のリスクやコストで最大のリターン(利益)を得る。
その実現のために、自分にとって、最善の方法や判断基準を自ら探し構築すること。
最初は先人の真似をしたり、参考にするが、最終的には人の真似をしない。
オリジナルを創る。
それ全集中する。
自分の人生を自分の手で制御し思い通りのものにすること。

時間が最高価値。

これらに基づきながら、
サーファーのように波乗りを単に楽しむというのでどうだろうか。
なんども失敗しながら、失敗も楽しみながら、
マイペースで、自分の成長を楽しむ。

杜甫の「国破れて山河あり」のようなシーンが目に浮かぶ。


参考 YouTube
【ベストセラー】「自分のままで突き抜ける無意識の法則~人生を“思いのまま”に変える最強の心理メソッド」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
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