先月、母は82歳の誕生日を迎えた。
午後、母を伴って病院にいった。
予定より早く進んだので早く来てと
連絡があって行ったのだが。
にもかかわらず、ずいぶん待った。
待っている人は、ほとんどいなかったが。
MRI検査に30分かかった。
その後、女性の医師の問診があった。
検査と問診結果から
昨年から怪しい行動が増えた。
直近のことの物忘れが多くなった。
感情的になりやすくなった。
ちょっとしたことで強く怒るようになった。
コメ、卵、石鹸などがなくなったと言う。
それらを誰かが持っていったと言う。
診察券やクレジットカードなどを見失い
無くしたというようになった。
客観的立場で見ると認知症は、辛いなと思う。
とはいえ、人間ができていない自分は、そのふるまいに
時に苛立つことがある。
回復の望みがあるといいのだが。
認知症は、本人も、周りの人間にもきつい。