高校同級生3人と約19年ぶりに会った。 久しぶりの飲み会。自分はノンアルコールで頑張った。 危ないところ逃げ切った(笑) 。 今月末で断酒して一年となる。 もう少し。 お互い歳をとりました。 待ち合わせの場所で、なかなか本人か判断がつかず 声をかけることをためらう始末(笑) 。 外見は、当時の面影はあるが、年齢を重ねた、 苦労を重ねた年寄りの風貌に。 互いに躊躇しつつも老けたな言い合う。 それでもなんとか今日までやってこれたことに感謝の思い。 思い出話をしながら、それぞれ近況報告。 この中で一番背が高いEは、もう孫が二人いると。 母の介護が必要とのこと。 役職定年で給料が下がったこと。定年まであと少し。 大学卒業からずっと同じ会社で働いてきて 退職金も幾ばくか貰えそうと。 最近飲んだ時に店を出たあところんで 怪我をして体の動きが鈍くなったことを感じたと。 この中で一番生真面目なMは、息子が大学を卒業し就職して やれやれと思ったら心疾患で退職療養に。 自分も定年前にも関わらず、7月から部署が変わり新しい挑戦となると。 それに見かけはいいが以前はしていなかった眼鏡をかけていた。 老眼か。 自分も極度の老眼だ。飼っていた犬が老衰で 自分の寝床で死んだとき親の死よりこたえたと。 また、ソロキャンプに今ハマっていると。 キャンプ道具にこだわりながらも、できるだけ少なくすると。 この中で一番イケイケな男は、20年くらい前に名古屋から東京に出て 営業を5年務めたあと、零細な不動産業を立ち上げた。 現在もそれを続けているが、 もう逃げ切りだと。事業の盛り上げより、 そこそこで隠居したいと。 介護職についていた長男が事情があり最近退職し、 今日はその息子とここ名古屋に来ていると。 熱海で一定期間家を借りて 住ん地元の漁師と仲良くなり釣りしてみたいと。 なぜか地元漁師と仲良くなることにこだわっていた。 家族には、あんただけで行ってと言われたらしい。 だから俺たちにそのときになったら遊びに来てくれとしきりに誘う。 事業の資金繰りで借金をいつまでも持っているのは嫌だと。 もう一度同じ人生をやることは難しいと。 そして、自分は去年夏に退職し、今は無職。 トレードで活路を開こうとしていると。 妻は3月に別居。→ 別居ってたまには遊びにくる?と心配される。 息子はまだ学生。 なんだかこの中で一番危なげな感じ(笑) 。 それぞれの人生、その背景や事情がある。 60歳目前の4人、自分はいい加減だが、 他のみんなはコツコツとやって来ている。 平凡に、庶民してきている。 多くの日本人が歩む人生パターンだ。 特筆すべきことはない。 凡人の集まり。 ~ As time goes by ~ 長い期間あっていなかったが、 違和感なく昔のとおりに打ち解ける。 気の置けない(遠慮不要の)仲間だ。 奢ることもなく、蔑むこともなく、対等だ。 最小限慮りながらも言いたいことを言える。 話は尽きず時間は過ぎていく・・・。 おおっと。 自分は田舎からでてきているので 終電に乗りたいと訴え切り上げる。 また、会おうと声をかけて分かれた。
これを書いているときに、 別居妻が自分のアパート用にゴーヤーを植えるための 土と肥料を取りに来た。 昼前に起きて、自分で昼食を作っている息子と会話している。 どうやら免許取ったばかりの息子が、 車を運転したくてしょうがないようだ。 任意保険がね。 平和だね。
参考 よりよく生きるために 死について考える仏教「死は受け入れられるか」 (仏教に学ぶ幸福論 by 菊谷隆太)