自分が成長できるかで判断する。 それをすることで、 それを続けることで、 その環境にいることで、 そこに所属することで、 自分が成長できるか。 出口が見いていない状況であっても、 そのトンネルの長さでなく、 日々成長することが望めるか。 その過程で現れる不安や逆境をエネルギー源に 変えることができるか。 不安に対しては、 その原因を可能な限り客観的に分析し、 試行錯誤しつつ対策を実行したり、 善処することで乗り切っていく。 それが、自分の問題か他人の問題かを分析する。 自分が制御可能なことに集中し、 自分が制御不可能なことは気にかけない。 放置する。 自分が自分を制御したり集中できる環境でないなら それを変えるか作る。 自分と他人と比べない。 昨日や過去の自分と比較する。 過去の自分より成長しているか。 いまの自分は、生きていくために、 自分のやり方で稼げげる力を身に着けることを目標のひとつにしている。 自分のやり方や様式構築しそれを守りつつ改善していく。 出口の見えないトンネルの中で地道に精進していると、 他人の芝生は青く見える。つい他人と自分の状況を比べてしまう。 しかし、それは参考に留める程度にし、 羨ましがらず、 妬まず、 焦らず、 コツコツ成長することを目指す。 その過程の結果に一喜一憂せず、 自然体や平常心でいることを目指す。 感情の起伏をなるべくフラットにする。 悪いことはもちろん、良いことでも結局は、 喜びすぎると悪くなった時の落胆が大きくなる。 また、自分が楽しいと感じることや幸福と感じることについて その基準や定義を自分が決める。 それらの達成水準をあまり高くしすぎない。 すこし頑張れば届く範囲の低くさとする。 達成感や幸福感を沢山得られる機会が増えるとモチベーションを維持しやすい。 さらには、無力感、徒労感、詰まらないと思う感情や不安を軽減できる。 人生を楽しむとは 自分が成長する経過を楽しむこと 逆境やどん底から浮上することを楽しもう。 -------------------------------------------------------- 今冬は、例年では降雪日が多かった。 雪の日は、灰色の雲が低く広がり、圧迫感がある。 そんな空の下を歩いていると、 こんな状態がどれだけ続くのか、晴れる日がくるのかと思われるてくる。 それでも、いつか雲は流れ晴れ間が覗く時が来る。 低く垂れ込めた雲の上に青い空は確実に広がっている。 人生の逆境にいると、そのように雲の上に青い空が いつも広がっていると思えない。 いつまでもどんより広がる雲の下で閉塞感に打ちひしがれ 心折れ不安に気持ちが占拠されてしまう。 そんなときこそ、 今やれること、 コツコツ精進していくことで踏ん張り、 いつかあの時は苦しかったが、 そこを乗り切ったから、こそ今があると 思える時期にしたい。 雲の上に広がる青空を見るために、 今の困難を、自身の成長の糧にする。 「困難」や「逆境」を栄養ドリンクとして飲み干そう。
参考書籍 勝ち続ける意志力 （梅原大吾）
