減欲生活

煩悩の塊のおじさんの雑記

~ せっかちで継続が苦手な三日坊主オヤジの道標 ~

就職と日本の教育

そんなに裕福でない家庭で生まれた私は親から社会システムやその仕組を家庭で

教えてもらうことはなかった

今思うと学校教育は大事なことを教えない(今だに)

1人経済的に独立して、より幸せな、あるいは楽しい人生を送ることを教えない

小中高と篩に掛けられ、選別されていく

大学に入って、後半になると研究片手間に「就職活動」となる

どこかの「会社」や「官公庁」に滑り込むために

時間と労力を費やす

もちろん、中にはプロの「野球選手」「サッカー選手」を目指す人もいるが、

挑戦することさえほんの一握り

その他大勢は、勤め人となる

学校の教育がそれを後押ししてきた

人は「習慣」あるいは「概念」で生きる

最近、著名人が学校は行かなくていいと言っている

そう思う 必要な部分だけでよいと

教育を受けるのは、「義務」ではなく「権利」だから

必要と思えば行けばいい

今の学校教育では

自分で起業するなど、新しい価値を創造する能力は育まれない

本質的な生活経済や社会経済への造詣も育まれない

多様な価値が認められる社会において画一的な知識や技術を押し付ける

今受けている自然科学や文化の教育のすべてを否定するものではないがそれだけでは足りない

自分の目標を見つける力、それを修正する力を身に着けて

自分から学ぶ力を培うことができる教育や環境がほしい

学校を卒業後、会社に就職すると、後は定年まで(これは今後は崩れるだろうが)

削減された上、ゴールが逃げていくとは思いもしなかった「もらえるはずの年金」のために

嫌なことがあろうと、理不尽な上司がいても、ただ耐えて定年を全うしようと頑張る

三日坊主で仕事が続かない自分はこんなことを言う資格は無いかもしれない

「勤め人」という選択以外に、もっと身近に多様なスタイルで自分で稼ぐ力を育む

日本の教育になっていってほしい

どこでも身一つで稼げ生活できる力

一方で、一度就職すれば大した仕事をしなくてもぬくぬくやっているヤツがいる

会社は、平等でない 

要領よいやつが、世渡りが上手なやつが、地雷を避けながら上手く切り抜けていく

頑張る本質が違う事が多い

木を見て森を見ないゴマすり上司

言い訳しながら上手に躱しながら仕事せずに給料をもらっている同僚や部下

これまでの日本の平板な教育がこの現状を招いている一つの要因と思う

愚痴った

自分の立場は、「上」と「現場]の間にある

現場の同僚や部下はみな真面目にやっていただいている

本当に感謝している

それに応えることができていない 

それが情けない

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今の学校制度をより良いものしようと取り組んでいる会がある

多様な学び保障法を実現する会

旧「(仮称)オルタナティブ教育法を実現する会」

子どもたちにとってより学びやすい環境や制度を実現していこういう取り組み

登校拒否などの問題を抱える子どもたちだけでなく

これからの社会に出ていくごく普通の子どもたちにとっても

真に、こころから学びたいと思う意欲や

学ぶスキルを得られるよう多様な学びの「場」が整備されることを望む