「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし」 プロ野球の故野村克也監督がつぶやいていたのを思い出す。 9月のトレード結果は微益ながらプラスになった。 月の前半に失態を犯し ガックリ方を落とすほど大きな損失を抱えていたが、 なんとか戻した。 ただ、勝ち方が問題だった。 ナンピンしまくり「力付く」で なんとか切り抜けた勝ちが多かった。 これを何度も繰り返し、 癖になった。 これはよくない勝ち方。 戻ってきたからいいものを一方方向にずっと動いたときは、 ナンピンは大損につながる。 しかるべきときに損切りしながらトレードすることが重要だ。 損切りできずナンピンをすることは正しいトレードでない。 なぜ、ナンピンするのか？ それは、大抵は戻って勝てるから。 これが甘い汁で「罠」になる。 繰り返しになるが、 強いトレンドが出て戻らず大きく反対に 持っていかれた時大きな損失を被る。 どこまで反対に動くかわからないし、 戻るかはわからない。 過去に何度もこれで失敗し コツコツドカンをやらかしている。 偶然に勝てることはあってはも、 それが実力と勘違いしないこと。 「負け」はその根拠がはっきりしている。 やってはならないことをして負ける。 人は負けの要因を知りながら負ける。 「自滅」だ。 「知っている」ことと「実行する」ことは別だ。 自分を「制御」・「自律」すること。 なんとかナンピン癖を改善したい。
