「壁」の向こうへなかなか突破できない。
弱い自分がそれを妨げる。
自分が作ったルールを守り実践しトレードすればいいだけだが、
それができない。
苦い思いをして作ったルールをいとも簡単に破る。
現実を正しく認識せず安易に考え、
自分の間違いを受け入れず、
目の前の含み損を先延ばし、
目先の利益を守りたいため（実際はもう損失状態）、
その場しのぎのナンピン（難平）を繰り返し
大きな含み損に育てていく。
そうなって欲しくない状況へと現実は展開していく。
プロスペクト理論通りのことをやっていては
兵隊（資金）は減っていくだけ。
負け戦。
欲が深いから少しでも負けたくない気持ちが強い。
勝率を上げることに躍起になってしまう。
だが、トレードの世界は小さく負けることで
大きく負けることを防ぐ「損切り」が重要だ。
単に目先の勝率にこだわるのではなく
リスクリワードレシオ（損益率）を上げることが重要。
小さな勝ち星を上げ続けいっても
勝率は上がってしまうから勘違いする。
トータルでプラスになるようにすること。
当たり前のことだがこの実現は難しい。
コツコツルールを守ってやっていく以外
それを実現する方法はない。
やってはならないことをやるなと
知っていてもできない。
それをわかっているつもりでも、
実践ではなかなか実行できない。
「知ること」と「できること」は違う。
ホント意思が弱いと実感する。感情が理性を上回る。
沈着冷静に機械的にトレードを繰り返せば大きな損は抱えない。
損が大きくならななら戦いを続けられる。
そうなれば勝つチャンスはいつか来るのに。
何度もルールを破り大きな損失を被る状況の今、挫けそうになる。
心折れそうになる。
自分が嫌になる。
何度も何度も過ちを犯す。
安易に、ふと気が抜けたときに。
弱い自分に負けそうになる。
もっと楽なことはないだろうか。
それでもなんとか気持ち切り替える。
「気持ち」は追い込まれ苦しいところだが、
まだ、諦めず壁を突破したいと思う。
ずっと踏ん張りどころが続く。
弱い自分との戦い。
自分の前に立ちはだかる「敵」は「自分」。
「敵」は、「（自分の）本能」にあり！
